2011年12月5日月曜日

どんぐり語講座(上級編)

前回1月にどんぐり語講座(中級編)を紹介してから大分時間も経ったので、この間に見せた言語習得の過程を「上級編」として振り返って見たい。「上級編」というからには、文の形成というかなり高度なレベルに達してきており、また、異なる言語を使い分けることも段々顕著になってきている(今のところは語源は日本語かポーランド語の2ヶ国語に限られているが)。今回は例文などを使って紹介しよう。

>まずは語彙から。

オウチ (Ouchi)
:「家」のこと。といってもどんぐり達が住んでいる「自宅」の意味。語源は日本語の「おうち」であることは明らか。ちゃんとどんぐりママと話す時は「ドメ」と使い分けている(次章ご参照)。

ドメ (Dome)
:「オウチ」と同じく「家」のこと。意味は全く同じだが、ポーランド語の「Dom」(=家)や「Domek」(=幼児語でおうち)が語源としており、一応使い分けている(つまり既にバイリンガルとなっている)。「ドム(Domu)」と時々格変化もさせているが、勿論きちんと使い分けているのではなく、まだ気分や日によって違うだけというだけのレベル。

アーメ (Ame)
:日本語でそのまんま、「雨」の意。どんぐり達、特にかゆはこれが大嫌いで外出中に降ってくると非常に神経質になる。残念ながらどんぐりママにも「アーメ」で通しているところを見ると、言語使い分けはまだ出来ていない。ポーランド語の「Deszcz(デシチ)」よりも恐らく発音が簡単なのであろう(聞けば意味は使い分けているので一応バイリンガルではある)。

ドゥワ (Duwa)
:数で「2」、「二つ」という意味。発音を聞くと、特に語尾がフランス語っぽいが(「デュ(2)」と「トロワ(3)」が合体した感じ)、勿論本人達はフランス語はわからないので、恐らく語源はポーランド語の「Dwa(2)」であろう。「一」の概念はわかっているものの、未だに言葉で発したことはなく、いきなり「二」から習得したところからも、双子であることの証なのかもしれない。

ペンチ (Pench)
:数で「5」の意味でよく使われるが、ようは片手で示せる限りの最大数値であることから、「5」以上でも「ペンチ」と言っており、広く解釈すれば「たくさん」や「いっぱい」という意味が近い。面白いのは必ず片手で指を5本広げて「ペンチ」と半ばボディランゲージ化している。語源は恐らくポーランド語の「Piec(ピエンチ」が最も近い。

オッキーヨ (Okkiyo)
:「大きい」という意味と、「たくさん」という意味の二つがある。また、「おっきー」ではなく、必ず語尾に「よ」がくっついて「おっきーよ」となる。

~ケーイ(---keei)
:文の終わりに用いられ、抑揚を伴う。多分英語のOK(オーケー)が語源であろう。両親がどんぐりに言い聞かせる際によく「~、OK?」と文を締めくくるので、その真似から使い始めたものと思われる。

ダメ(Dame)
:日本語の「駄目」が語源であるが、否定文を作る際にも用いられる。次に登場する「んっんー」同様に否定語の機能を有する。

んっんー(n,n-)
:上記の「ダメ」と同じく否定語。語源が西洋言語のようである。

コロル (Koloru)
:カラー(色)のこと。ポーランド語が語源。

パング (Pang)
:パンのこと。なぜか語尾に「んぐ」がついて周る。

ホング (Hong)
:本のこと。上記のパング同様、語尾に「んぐ」がつく。理由は不明。

ホンシカ (Honshka あるいはHonżka)
:本のこと。上記のホングと同じ意味であるが、どうやらこれは和製ポーランド語のようであり、日本語の「本」とポーランド語の「Ksieżka(クシェーンシカ)」の合成語のようである。

ワンゴング (Wangong)
:鉄道の車両をワゴンという。語源はポーランド語。ただし、前述の「パング」「ホング」同様に語尾に奇妙な「んぐ」がつく。

バルコン
:ベランダ(バルコニー)のこと。語源はポーランド語。

ピチュ (Pichu)
:飲み物のこと。ポーランド語の幼児語で一般的に使われるのでどんぐり語特有ではないもののここに掲載した。
 
ジュース
:ジュースのこと(そのまんまや)

リンゴジュース
:これもそのままの意。

ボブ
:「ボブとはたらくブーブーズ」という彼らのお気に入りの番組の主役キャラクター。工事現場で働くボブ(主役のボブはまだ子供であるが) とその仲間の車たち(ブルドーザーやパワーショベルなど)のお話を見て、ヘルメットのことを「ボブ」と呼んだり、ボブが愛用しているトンカチ・ねじ回しなどの道具を指して「ボブ」と呼んだりする。

ラーメン、ソーメン、ウドング
:言わずもがな。日本で人気の麺類の呼称を覚えてちゃんと使い分けている。「うどん」だけ例によって「んぐ」という妙な語尾がつく。

シュウプ
:スープのこと。

アイ (Ai)
:残念ながら「愛」という抽象観念ではなく、「アイス」のこと。食いしん坊のどんぐり達はとことん唯物主義者である。

>語彙とその説明ばかり羅列していても退屈なので、以下例文をいくつか紹介しよう。

例文1) 
えゆ「かいまわにゃむにゃむケーイ、えゆおっきーよにゃむにゃむケーイ。」
訳文:えゆ「かい、お前はご飯ちょっとだけだぞ、えゆがたくさんご飯をもらうんだぞ」

例文2)
かゆ「かいアーメんっんー、べー、オウチ、ケーイ。」
訳文:かゆ「かいは雨がきらい、濡れるの気持ち悪い、だからお家にいたいんだよー。」

とにかくこの「~ケーイ」は二人の会話を聞いていると、よく連発される。強く自己主張する際にそれが顕著である。

例文3)
えゆ:「パパ、あい、おっきーよ。えゆも、おっきーよ、あい、ちょこ?」
訳文:えゆ「パパのアイス、大きいね。えゆも大きいアイスが欲しい、チョコ味のくれる?」

何となく「どんぐりワールド」がわかっていただけたでしょうか?

2011年9月3日土曜日

新しいぶーぶー(中古車購入物語)

今日注文していた中古車(トヨタCorolla Verso)を受け取りにケルンまで行ってきた。行きは4人(ややと従姉妹とそのお友達)で古い車(日産プリメーラ)で、帰りは7人で(+どんぐりたちとどんぐりまま)。どうしてそれが可能かって?古い車だと全員乗れないから後発部隊は電車で行き、ケルン市内で待ち合わせて合流した次第。

出発の日の朝に子供たちを古い車に乗せて記念撮影をした。思えばどんぐり姉のややが生まれる前年に、会社の人から(無償で!)譲り受けて以来、11年もの間お世話になった愛着わきまくりの車だったので、感慨深かった。新しい車と引き換えにディーラーに受け渡した(それで少し安くしてもらった)。まだ走れないことはないのだが、さすがにガタが来ていて今年の車検でひっかかり、修理して乗り続けるものかどうか迷ったあげく、思い切って貯金を下ろして新しい車に乗り換えることにしたのである。もう間もなく20年目に突入せんとしていたので、さすがに限界を感じていた。

行きはケルン近郊で渋滞に巻き込まれた。市の南側の地区にあるディーラーで中心からは以外と遠い。

待ちに待ったキーを受け取った後、早速市内までドライブ。マニュアル車は慣れていなかったため、少しどきどきした。ガソリンがギリギリだったのでまずはディーラーから近隣のガソリンスタンドへ直行。

市内のパーキングに入れた後、無事どんぐりたちとも合流し、少し町で買い物をした。デパートではダースベーダーに出会った(!)。丁度おもちゃ売り場でスターウォーズのキャンペーンの最中で、本物そっくりのコスチュームを来た人たち(プロです!)がうろうろしていた。どんぐりたちも恐る恐るダースベーダーと写真をとってもらった。

その後、無事帰路についた。これで5人家族+2名を乗せたドライブが可能になった!



2011年8月8日月曜日

さようなら、おむつ

というタイトルを打ってみたが、まだ完全にオムツがとれたわけではない。8月現在、夜寝るときには相変わらずオムツをはかせている。

ただ、日中はここ一ヶ月くらい前から、ちょうど8月に入って幼稚園に通いだすことを意識して、 とるようにしている。

家にいる間は殆どうまくいくようになった。おまるでも、トイレの便器でも(この場合、子供用の便座を上に乗っけて座らせる)、おしっこもうんちも出来るようになった。うんちのときは、お尻はまだ自分で拭けないので、拭いてあげる。それでも時々、こちらが余所見している間に指をつっこんで遊んでいたりするので、手も入念にチェックする。

ここに至るまで、いろいろな「事件」は発生している。家の住人は、自宅のどの部屋のどの家具のどの辺りは触るのは避けるべきか、皆暗黙の了解で知っている。客人がそうした「ホットスポット」に座っているのを見ても知らぬ振りをするようにしている(もちろん、もう匂いもしないし、シミも一生懸命取り除いたので一見わからないが)。

問題は外出中。幼稚園ではやはりまだ駄目である。トイレに行きたいという意思表示が出来ない。いつの間にかやっちゃっている。典型的な「小便たらし」である。

パパと幼稚園

今日は初めてパパに連れられて幼稚園に行った。

大の風呂嫌い -解決編

「大の風呂嫌い」からどれ程経ってからであろうか。今となってはもう遠い昔の話のように思えるが、当時は本当に大変であった(詳細は3月9日投稿の「大の風呂嫌い」をご参照)。

恐らく1~2週間くらいあの状態が続いたであろうか。ある日家内が(どんぐりママが)下の写真にあるような帽子を購入した。

何のことはない、「水よけ帽子」でこれを頭にかぶると上からお湯をジャージャー流しても顔面はセーフなのである。

もちろん、どんな素晴らしい機能であろうとこれを見ただけで2歳児(当時)が納得するはずがない。大人でもぱっと見では「本当に上からかけても顔にかからないのかな。頭と帽子の間に隙間があればお湯がそこに流れ落ちて顔面どしゃぶりになるのでは」と不安になるものだ。

  ある意味、父親も一緒に「トラウマ体験」しているから余計に。

確か「えゆ」で実験してみて大丈夫であることを確認したと記憶している。双子の場合、これは大きな利点だと改めて感じた(今思えば、失敗してたらどうすんじゃ、二人ともお風呂で泣き叫び・・・考えただけでも恐ろしい)。

とはいえ、「かゆ」をなだめすかして頭に被せるのですら相当苦労した。ただ、本人も「帽子を被るか否か、それが問題だ」とTo be or not to beという状況が本能的に理解できたのか、とり合えず帽子を被ることは受け入れてくれた。

ただし、最初からいっぱいジャーと流すようなヘマは禁物。実際そうしても顔面にはかからないように出来ているスグレモノだが、心理面が重要なので。ちょっとずつお湯を後頭部にかけ、本人を安心させながら、「おっ、何だこれなら大丈夫だぞ」と思わせる工夫を要した。毎回そうやって徐々に流すお湯の量と回数を、気づかれないように増やしていった(この加減がまた難しい)。

何はともあれ、一ヶ月くらいはしぶしぶ頭にかぶり、警戒感が中々抜けなかったものの、2ヶ月も続けているうちにだんだん平気になり、しばらくすると上からジャーとかけてもこの帽子さえ被っていれば全く動じなくなった。

さらに、最近では時々「ちょっととるぞ」と断ってから(この安心させる一言が大事なのは言うまでもない)この帽子を一瞬とり、頭の前方や側面など、帽子を被っていては洗うのが難しい部分をゴシゴシとシャンプーしてやり、また帽子を被せて「はい、いきますよー」とお湯をかけ、また一瞬帽子をとってから今度はお湯が前に流れないように頭を傾斜させながら慎重にちょろちょろと(この間どんぐりのお父さんは、また「あの悪夢」が甦りませんようにと冷や冷やしながら)お湯をかけて仕上げるのである。

ただし、「帽子は今日はとろうか」と聞くと「ねー(Nieの意)」と必ず 却下するので、ようは「お守り」のような存在として今でも必ず被せてやることにしている。

ちなみに「えゆ」は最初からこの帽子が嫌いで、被ったことは1回しかない。彼はトラウマ体験をしていなかったので。「かゆ」にとっては救世主のような存在のこの水よけ帽子は無用の長物以外の何物でもない。


何はともあれ、おかげで「かゆ」はまたお風呂が大好きになった。

めでたし、めでたし。

2011年8月7日日曜日

迷路でジョジョー

公園にある迷路で遊んでいた時にかゆがおもらしした話。

Sudparkという市内の公園のある一角に、垣根で作られた簡単な迷路がある。冬になると葉っぱが散ってしまって透けて見えるので迷路遊びは出来なくなるが、夏の間はびっしり緑に覆われているので、初めて入ると少し面食らってしまう。

大人ならともかく、どんぐりのようなチビ達にとっては、それはそれは大迷宮のように違いない。

そんな迷路遊びをしていた時にこの事件は起きた。

迷路の一角には、ちょうど垣根の一辺をぐるりと周れる箇所がある。つまり、この垣根の角から分かれる道を右に行っても左に行っても、また元のスタート地点に戻るのである。

大人が見れば一目瞭然だが、どんぐり達にとっては違う。早速、分かれ道を右に行こうとしたところ、かゆが左に行くと主張しだした。えゆは?と聞くと父の後に従うという(あっぱれな息子よ!)。

そこでえゆと一緒に右に一歩踏み出した。そのとたん、後ろでものすごい抗議の叫びが(もちろんどんぐり語で)!

そこで、右に行っても左に行っても同じで、左右別々に進んでもどこかでかならずばったり会うのだと説明を試みたが一向に受け入れる気配がない。しびれをきらしてえゆと共に右にどんどん進み、小走りで元の(左側の道に)帰ってきてこようとした。そうすればきっとかゆにも会うことになるのできっと本人を説得できるに違いないと考えたからだ。

ところが、二人が右にどんどん進むのを見たかゆはパニくったのか、ますます激しく抗議し、終いには泣き出して後を追っかけてくる始末。こちらはおっかけっこのつもりでますます先に走ると、ついに大声で泣き出した。

そして。


じょじょー。


興奮のあまりトイレが近くなってしまった模様。

運よく着替えを持ってきていたので、早速迷路を出て近くのベンチに座って着替えさせた。

怒ったり泣いたり感情が昂ぶると、よくおもらしをするので今後注意!

2011年8月1日月曜日

初めての幼稚園

8月1日が初の登園日。ところが、、、閉まっていた。
8月2日に出直したところ、開いていた。だから、この日が初の登園日となった。
最初の1週間は1,2時間だけ、しかも親が付き添いでもよく、ようは「慣らす」ための期間である。

初日はとり合えず無事すんだようだ。ただ、ここからが後々本格化する「幼稚園闘争」の始まりなのである、、、

詳細は後日のブログ投稿にて。乞うご期待!