7月上旬、ポーランドへ帰省。
とはいえ今回はどんぐりママ抜きでパパ+子供達だけの夏休み。
パパが休みの前の週にまるまる出張に出ていたため、どんぐりママの我慢は限界に達することが予測され、ママには我慢代として「一人だけの夏休み」をプレゼントし、庭の花でもいじってリフレッシュしてもらうことにした(お友達と映画に行ったりとそれはそれは楽しんだそうな)。
そしてパパは、、、、
以下その顛末の報告。
1.まず出発前日にえゆが下痢。本当は日曜日出発の予定だったのがどんぐりパパの出張帰りが一日延びたのと、えゆの下痢のため月曜日出発にした。平日はトラックが高速道路の右側車線を独占するのであまり好きでないがやむなし。
2.車が発進後間もなくしてアウトバーンに入ると早速後ろから「もうポーランド?」という問いかけ。「まーだまだ」というと一分後に「もうちょっと?」と執
拗に聞いてきます。「ポーランド」はどうやら彼らにとって「隣町」位の感覚。多分50回くらいこのやりとりが続きました。
3.昼ご飯はもちろん「ザ・ビックM」にて。パパは食べ飽きたポテトを無理やり頬ばり腹ごしらえ。どんぐり達はおもちゃ付きのお子様メニューにいつでも大満足(その食べ残したポテトはまたパパが無理やりほおばる、という悪循環)。唯一の利点はマクドには必ず子供の遊べる施設がありどんぐり達も体を元気に動かせること(そして何よりも安く、速い。決してうまくないが)。
4.やや(どんぐり姉)は最初の休憩まではどんぐり達の横に座って菓子を配ったりして面倒見てくれていたが、(約束したので)途中から助手席に座ってからはiPodかニンテンドーに熱中して周りからシャットアウト。
5.国境の川(オーデル川)の橋を渡って「さあ、ポーランドについたぞ」というと今度は「ブロンクフまだ?」とどんぐり達は容赦なく聞いてきます。ブロンクフが今回の目的地。ジエロナよりも30キロばかり国境より。既にじじばばが現地で待っています。夕方7時頃に到着。朝は10時出発だったので、9時間とガキ3人連れの割にはいいペースだった。
5.ブロンクフのバラック小屋(写真左)はもう何年も前にロマンが建てた(というかどこかから調達してきて改造した)もので段階的に拡張し今ではキッチンからテレビ、食事
が出来るテラスと屋外にトイレ(水洗!)・物置・シャワー棟が建っています。夏はエアコンがないのと蚊がブンブン飛んでくるのさえ我慢すれば結構居心地は悪くありません。ちな
みにこの土地はどんぐりママが90年代に購入(借地権)したもので彼女が地主なのです。
6.月曜日の夕方に到着し、とりあえず晩御飯を食べ、バラックの周りをどんぐり達はうろうろ。翌朝えゆの下痢がひどくなり、恐らく10回くらいはトイレに連れて行ったと記憶している(パンツ変えること4-5回)。ただ、腹痛などはなく、水分さえ補給しておけば全く元気なので、後はコーラとチョコが効くと聞いたのでマメに与え、様子見。三日目位には下痢はおさまっていた(ただし帰り間際に今度はかゆが下痢をおこした。いつもながら、、、)。
6.近くに乗馬クラブがあり、ややも退屈しません。彼女は3歳半の頃から休暇でここに来る度に通って乗馬を習っています。どんぐりパパも何回か乗り、今回も4日連ちゃんでトライしました
(一応これでも常歩・速歩・駆歩とこなせる)。ポーランドでの乗馬はまだ安いので(一鞍45分がたったの700円!会員費もなし)大家族貧乏
人にとっては有難い限りです。それでいて乗馬の歴史が古いこともあり(過去ポーランド騎兵はヨーロッパでも有数な騎兵集団として有名)、こんな田舎でも
ちゃんとしたレベルで馬の数も豊富。何よりも周りの自然が◎。絶景とは言いがたいものの、都会生活から解放されて100%リフレッシュできます。森あり湖あり、そして人が少なく休暇を満喫できます。何かあった時も近所には親戚のおばさん家族がいるので安心。
7.ちなみにドイツで乗ると安くてもポーランドの倍の値段(15ユーロ)、ちらとネットで日本の乗馬クラブの値段を見ると目が飛び出そうになりました。ビジ
ターで試し乗りが3000円(初心者)~10000円(経験者)、通うと会員になる必要があり入会金が100千円~250千円!!!。贅沢なスポーツといわざるを得ません。これではあまり普及しないわけです。ただ、九十九里浜の外乗は一度はしてみたい、、、
8.夜遅くにバラックから外に出ると空は一面の星の海。時々「流れ星かな?」と思って目を凝らして見ていると「ぷーん」と蚊が飛んでくる。夕方以降は虫除けスプレーをかけまくってから外に出ないと大変なことになります。今年は天気が悪いせいか、例年程ではないので助かりました。それにしてもすごい星の数。次回は望遠鏡でも持ってこようか、、、ロマンに頼んでバラックの屋上に天文台を建ててもらおうか。
9.天気については今年の夏は最悪。日が照っているかと思うとすぐに土砂降り。曇り、強風、晴れ、雷雨、何でもあり。地面はびしょびしょのままなので、どんぐり達には常に長靴をはかせておいた。乗馬の途中でも土砂降りになり結構こたえた。
10.どんぐり達は乗馬には興味なく、一度見に来たものの、殆ど蝶取りとサッカーにあけくれていた。夕方になりバラックに入ると今度は延々とババ抜きと神経衰弱のトランプゲームに付き合わされる。どちらもルールはいい加減で、ババ抜きはオープンカードで平気でやっているし、神経衰弱に至っては、開いたカードを元の場所に戻すことをせずに適当に混ぜ込むのでこちらは本当に「神経衰弱」する。それでも彼らはどういうわけかよく覚えており、どんぐりパパは連敗した。途中で飽きてくるとすぐに競争意識を煽りたがるややがグミなどの菓子を賭けはじめてバラックはカジノと化した。夜10時頃になりようやく皆ベッドに入ったが、それでもしばらくは真っ暗闇の中ではしゃぎわめき真夜中頃になりようやく寝静まった。
11.こんな生活がしばらく続き、5日目(金曜日)にばあちゃんじいちゃんが友人の名の日のパーティーによばれたというのでどんぐりパパと子供たちだけ取り残されることになった。晩飯はお婆ちゃんが用意してくれていたのでこちらは楽であったが、それはそれは子供たちははしゃぎまくった(パパがよっぽど甘いのか?)。ややの乗馬を見に皆で厩舎に向かった。どんぐり達は馬には乗りたがらない。でも、厩舎にいる馬の鼻をなでたり、ややがニンジンをあげるのを見つめたりして馬と少し仲良くなった。かゆは「自分も乗りたい」と言い出したのだがその日は生憎インストラクターが少なく断念。翌日に乗る予定としたものの、いざその日を迎えるともう乗る気が失せたのか、二人ともついに乗ることがなかった。
12.6日目の最終日を迎えると、 まず夜中にかゆがおねしょをしたので布団干しから一日が始まった。夕方になり、親戚のおばさんと従兄弟が遊びに来た。どんぐり達は例によって最初の1時間はひどく人見知りして近づこうとも(顔を見せようとも)しなかったが自然に緊張もほぐれ一緒に遊んだり従兄弟のお姉ちゃん(彼らにとってはおばさん)に悪さをしたりした。
13.翌朝起きると10時に出発した。ややはしばらく夏休みの間はここに残り、従兄弟と一緒にバスで帰ってくることになった(うっかり彼女にパスポートを渡すのを失念したがEU内であれば普通コントロールがないので何とかなるだろう)。 どんぐり達とパパだけで帰ってきたが、行きと違って今度は何回もトイレ休憩をした(サービスエリアから次のサービスエリアにはしごしているようだった)。天気も悪く大雨が降ったりもしたのでスピードも出せず、結局帰ってきたのは9時を過ぎていた。
14.この間、どんぐり達は一度もお風呂(シャワー)に入らず。いれようとしたが常に拒絶したのでほうっておいた。
2012年7月17日火曜日
2012年4月25日水曜日
えゆがはいた
食事前の方に警告します。本日のブログは食事を終えてから読みましょう。
えゆがゲーゲーはいた。昼ごはんの時に「お腹が痛い」と言い出して「どうせうんちだろう、トイレ行ってらっしゃい」と言われてもぐずっているのでおかしいと思いきや、食卓の横でオエーっと大量に、、、
我々も特に驚きもせずにささっと一人はトイレに連れて行き続きを支援、残った一人(我輩であるが)は後始末をして何事もなかったかのように昼食を続行、、、我ながら慣れたものである。自分の子供だから平気なのかな?これが隣のおっさんのだったら恐らく1週間くらいは食欲減退するであろうに。
かわいそうにその後は一日ずっとソファーに座って洗面器とにらめっこしていたそうだ。テレビつけっぱなしにして気をまぎわらした。
トイレではいていた時に母親に「ママ、怒っている?」と申し訳なさそうに言ったらしい。何ともけなげな、、、 下痢にも悩まされ、パンツ4回くらいはき替えたそうだ。
夕方またいっぱいはいて、しばらくすると疲労からか寝てしまった(父ちゃんが帰宅後に背中さすってやりながら子守唄を歌った瞬間グーグーと)。
早く治るといいが、、、
えゆがゲーゲーはいた。昼ごはんの時に「お腹が痛い」と言い出して「どうせうんちだろう、トイレ行ってらっしゃい」と言われてもぐずっているのでおかしいと思いきや、食卓の横でオエーっと大量に、、、
我々も特に驚きもせずにささっと一人はトイレに連れて行き続きを支援、残った一人(我輩であるが)は後始末をして何事もなかったかのように昼食を続行、、、我ながら慣れたものである。自分の子供だから平気なのかな?これが隣のおっさんのだったら恐らく1週間くらいは食欲減退するであろうに。
かわいそうにその後は一日ずっとソファーに座って洗面器とにらめっこしていたそうだ。テレビつけっぱなしにして気をまぎわらした。
トイレではいていた時に母親に「ママ、怒っている?」と申し訳なさそうに言ったらしい。何ともけなげな、、、 下痢にも悩まされ、パンツ4回くらいはき替えたそうだ。
夕方またいっぱいはいて、しばらくすると疲労からか寝てしまった(父ちゃんが帰宅後に背中さすってやりながら子守唄を歌った瞬間グーグーと)。
早く治るといいが、、、
2012年4月22日日曜日
自転車に乗れた!!
今日始めてどんぐりたちが自転車に乗った。勿論補助輪を外してである。そして二人ともである。
少し前から「そろそろ練習させんとな」とは思っていた。ペダルのない自転車は自由自在に乗れ、また補助輪つきの自転車もたまに乗るようになっていた。ペダルのない自転車は足で「走りながら」乗るのであるが、見ていると十分に助走して足を上げて(余裕の姿勢と顔つきで)乗ったりしているので、多分バランス感覚は既に身についていると思われた。
そうはいっても自転車は自転車。ペダルでこぐ事に慣れておらず、恐らく少し時間がかかるであろう、しばらくはちゃんと練習に付き合ってやらなくては、乗れるようになるまで何回も転ぶだろうな、などと父ちゃんは覚悟していた。
天気の悪い日曜日であったが、近くの公園で「まずは試し乗り」のつもりで練習を始めた。どんぐり姉の「やや」もアシスタントとして連れてきて4人で特訓である。
まずはえゆから(かゆは今日は下痢気味でもう4回もパンツを履き替えており不調なのだ)。
ややが4歳の時に初めて自転車を乗った時と同じ要領でレッスン1は「倒れる練習」。何のことはない、静止した状態で自転車に乗せ、ペダルに足をかけさせて父ちゃんが自転車を持つ。そして1,2,3の合図で右や左に自転車を傾けると、反射的にペダルから(倒れる方向の)足を外して着地する。これを5-6回連続で繰り返す。最初は「さー、こっちに倒れるよ」などと心の準備をさせてから、慣れてきたら「どっちに倒れるかなー」と言いながら、自分で判断させる。こうしてとっさの時の反射神経を磨く術なのだ。
5分ほどして次はレッスン2。今度は実際に自転車をこがせるのであるが、一応ハンドルを持ってやりながら付き添ってあげる。一回りしていったん休憩。
ややの時はこのレッスン2に結構時間をかけた。だんだん持ってあげる時間を短くし、自分でこがせるようにするのである。最後のレッスン3が仕上げで、静止している状態から自分でペダルをこがせるのであるが、ここまで来るには普通は結構時間がかかる。ややはレッスン2の間に何回か転んだ(それでも1日でレッスン3をクリアして乗れるようになった)。
ところが、えゆの場合はレッスン2を一回きりやってこちらが小休止していると、待ちきれないのか何やら自分でペダルをこぐ姿勢で奮闘していた。「まだ早いぞ」と思いつつも「やってごらん」と指示(何と単純明快な!)すると、あらあらびっくり!もう自転車に乗れているではないか。それもフラフラっと危なっかしい感じではなく、ペダルをスイースイーっと慣れきった感じでこいでいる!これには父ちゃんもややもびっくりして口をポカンと空けて傍観するばかり。
本人は「何でそんなびっくりして見ているの」とでもいう風な表情でいたってクール。驚くコーチの我々の周りを2-3周してからぴたっと止まったそのポーズは決まっていた。早速えゆに「どこで自転車練習したの?」と聞いてしまった。
それから急に天気が悪くなって雹や霰が降ってきた。公園の屋根付きすべり台で雨宿りしていたものの、雷までゴロゴロ鳴り始めたのでいったん退散。
夕方になり晴れたので今度はかゆを中心に特訓開始。もう1台の自転車の補助輪をとり、こちらを「応用練習用」としてえゆにあてがい(でも一発で乗れてもうサイクリングしている!)、先に使った自転車にかゆを乗せて例の如くレッスン1を始めた。実はこの自転車ピンク色で女の子用なのであるが、ちょうど7年前の4月にややが初めて練習した自転車である。当時被っていたてんとう虫のヘルメットも今回えゆに着用させた。
かゆの場合は何となくえゆよりも時間がかかりそうな気がしたのだが杞憂に終わった。全く同じパターンで、レッスン2を1回やったらすぐに自分でペダルを(少し恐る恐るであるが)こぎだし、レッスン3を瞬く間にクリア!
これで二人とも自転車に乗れるようになった。練習の所要時間は5分くらいであった。教える方もこんなに楽なことはない。
さ、来週はサイクリングに行こう!長距離はまだ早いかな、、、
少し前から「そろそろ練習させんとな」とは思っていた。ペダルのない自転車は自由自在に乗れ、また補助輪つきの自転車もたまに乗るようになっていた。ペダルのない自転車は足で「走りながら」乗るのであるが、見ていると十分に助走して足を上げて(余裕の姿勢と顔つきで)乗ったりしているので、多分バランス感覚は既に身についていると思われた。
そうはいっても自転車は自転車。ペダルでこぐ事に慣れておらず、恐らく少し時間がかかるであろう、しばらくはちゃんと練習に付き合ってやらなくては、乗れるようになるまで何回も転ぶだろうな、などと父ちゃんは覚悟していた。
天気の悪い日曜日であったが、近くの公園で「まずは試し乗り」のつもりで練習を始めた。どんぐり姉の「やや」もアシスタントとして連れてきて4人で特訓である。
まずはえゆから(かゆは今日は下痢気味でもう4回もパンツを履き替えており不調なのだ)。
ややが4歳の時に初めて自転車を乗った時と同じ要領でレッスン1は「倒れる練習」。何のことはない、静止した状態で自転車に乗せ、ペダルに足をかけさせて父ちゃんが自転車を持つ。そして1,2,3の合図で右や左に自転車を傾けると、反射的にペダルから(倒れる方向の)足を外して着地する。これを5-6回連続で繰り返す。最初は「さー、こっちに倒れるよ」などと心の準備をさせてから、慣れてきたら「どっちに倒れるかなー」と言いながら、自分で判断させる。こうしてとっさの時の反射神経を磨く術なのだ。
5分ほどして次はレッスン2。今度は実際に自転車をこがせるのであるが、一応ハンドルを持ってやりながら付き添ってあげる。一回りしていったん休憩。
ややの時はこのレッスン2に結構時間をかけた。だんだん持ってあげる時間を短くし、自分でこがせるようにするのである。最後のレッスン3が仕上げで、静止している状態から自分でペダルをこがせるのであるが、ここまで来るには普通は結構時間がかかる。ややはレッスン2の間に何回か転んだ(それでも1日でレッスン3をクリアして乗れるようになった)。
ところが、えゆの場合はレッスン2を一回きりやってこちらが小休止していると、待ちきれないのか何やら自分でペダルをこぐ姿勢で奮闘していた。「まだ早いぞ」と思いつつも「やってごらん」と指示(何と単純明快な!)すると、あらあらびっくり!もう自転車に乗れているではないか。それもフラフラっと危なっかしい感じではなく、ペダルをスイースイーっと慣れきった感じでこいでいる!これには父ちゃんもややもびっくりして口をポカンと空けて傍観するばかり。
本人は「何でそんなびっくりして見ているの」とでもいう風な表情でいたってクール。驚くコーチの我々の周りを2-3周してからぴたっと止まったそのポーズは決まっていた。早速えゆに「どこで自転車練習したの?」と聞いてしまった。
それから急に天気が悪くなって雹や霰が降ってきた。公園の屋根付きすべり台で雨宿りしていたものの、雷までゴロゴロ鳴り始めたのでいったん退散。
夕方になり晴れたので今度はかゆを中心に特訓開始。もう1台の自転車の補助輪をとり、こちらを「応用練習用」としてえゆにあてがい(でも一発で乗れてもうサイクリングしている!)、先に使った自転車にかゆを乗せて例の如くレッスン1を始めた。実はこの自転車ピンク色で女の子用なのであるが、ちょうど7年前の4月にややが初めて練習した自転車である。当時被っていたてんとう虫のヘルメットも今回えゆに着用させた。
かゆの場合は何となくえゆよりも時間がかかりそうな気がしたのだが杞憂に終わった。全く同じパターンで、レッスン2を1回やったらすぐに自分でペダルを(少し恐る恐るであるが)こぎだし、レッスン3を瞬く間にクリア!
これで二人とも自転車に乗れるようになった。練習の所要時間は5分くらいであった。教える方もこんなに楽なことはない。
さ、来週はサイクリングに行こう!長距離はまだ早いかな、、、
2012年4月20日金曜日
ダースベーダー登園
毎週金曜日は自分の好きなおもちゃを幼稚園に持っていってもいい日。
幼児たちはそれぞれお気に入りのおもちゃを持ってくる。お人形、ゲーム、何かのスーパーヒーローが着用しているブレスレット、ポケモン(勿論おもちゃです)などなど。電子ゲームは当然ご法度。
今日は何を持って行こうか。毎週金曜日は登園前にどんぐりたちに聞く。
今日はどうやら暗黒の日らしい。黒いマスクに黒いマントを奥から引っ張り出してきた。そう、彼らの(アンチ)ヒーロー、ダースベーダーのコスチューム一式なのだ。これに(マクドナルドのおまけの)ミニチュアライトサーバーを手に持てば完璧である。コホーコホー、May the force....という台詞は当然まだ言えないが。
これって幼稚園の先生何ていうかな、と思いつつ、えーい所詮おもちゃやろっ、一回くらいいいじゃん、と父ちゃんが潔く判断し持参を許した。ただし、マントは子供達が引っ張り合ってビリビリになる恐れがあるのでマスクだけにした。
さて、いよいよ幼稚園に着いた。マスクを被ったまま上着を脱いで上履きを履き替え、部屋の中に入ると皆おおーと注目してくれる!相当インパクトがあるこのマスク、しかも二人とも同じもの着用しているので、「ダブルベーダー」の登場はかなりのセンセーションであるらしい!
恐れおののく(フリをしてくれる)先生やわーっと集まってくる子供達を前に暗黒のベーダー達はフォースを駆使してその場を制するどころか、どうやら決り悪いのか恥ずかしいのかモジモジする始末。そしていつものように父ちゃんの服を掴んでカクレンボが始まった。
かくれんぼはもう日課となっている。当初「泣き虫幼稚園」の箇所でも紹介したとおり、昨年秋以降から毎日毎日幼稚園ではこの「劇」が繰り広げられる。他のグループの先生の間でも有名であるらしい。とにかく別れるのが嫌で父ちゃんの服をつかみ、先生たちに引き離されるまで必死の抵抗を繰り返すのであるが、抵抗のレベルが当初は本気であったのが、最近ではようやくレベルが落ちてきた。
この日はベーダーたち、 自分が暗黒のヒーローであることを少しはわきまえたのか、父ちゃんを掴む手を以外とあっさり離した。最近ようやく窓際に立って(先生に立たせられて)父ちゃんに「バイバイの儀式」をするようになっているのだが(手を振ったためしなく、ただシュンとした顔つきで突っ立ているだけであるが)、この日は二人のベーダーたちに見送られ、父ちゃんは何とも言えない気分であった。マスクのせいでどんな表情なのか見えなかったが、大体想像はついた。
幼児たちはそれぞれお気に入りのおもちゃを持ってくる。お人形、ゲーム、何かのスーパーヒーローが着用しているブレスレット、ポケモン(勿論おもちゃです)などなど。電子ゲームは当然ご法度。
今日は何を持って行こうか。毎週金曜日は登園前にどんぐりたちに聞く。
今日はどうやら暗黒の日らしい。黒いマスクに黒いマントを奥から引っ張り出してきた。そう、彼らの(アンチ)ヒーロー、ダースベーダーのコスチューム一式なのだ。これに(マクドナルドのおまけの)ミニチュアライトサーバーを手に持てば完璧である。コホーコホー、May the force....という台詞は当然まだ言えないが。
これって幼稚園の先生何ていうかな、と思いつつ、えーい所詮おもちゃやろっ、一回くらいいいじゃん、と父ちゃんが潔く判断し持参を許した。ただし、マントは子供達が引っ張り合ってビリビリになる恐れがあるのでマスクだけにした。
さて、いよいよ幼稚園に着いた。マスクを被ったまま上着を脱いで上履きを履き替え、部屋の中に入ると皆おおーと注目してくれる!相当インパクトがあるこのマスク、しかも二人とも同じもの着用しているので、「ダブルベーダー」の登場はかなりのセンセーションであるらしい!
恐れおののく(フリをしてくれる)先生やわーっと集まってくる子供達を前に暗黒のベーダー達はフォースを駆使してその場を制するどころか、どうやら決り悪いのか恥ずかしいのかモジモジする始末。そしていつものように父ちゃんの服を掴んでカクレンボが始まった。
かくれんぼはもう日課となっている。当初「泣き虫幼稚園」の箇所でも紹介したとおり、昨年秋以降から毎日毎日幼稚園ではこの「劇」が繰り広げられる。他のグループの先生の間でも有名であるらしい。とにかく別れるのが嫌で父ちゃんの服をつかみ、先生たちに引き離されるまで必死の抵抗を繰り返すのであるが、抵抗のレベルが当初は本気であったのが、最近ではようやくレベルが落ちてきた。
この日はベーダーたち、 自分が暗黒のヒーローであることを少しはわきまえたのか、父ちゃんを掴む手を以外とあっさり離した。最近ようやく窓際に立って(先生に立たせられて)父ちゃんに「バイバイの儀式」をするようになっているのだが(手を振ったためしなく、ただシュンとした顔つきで突っ立ているだけであるが)、この日は二人のベーダーたちに見送られ、父ちゃんは何とも言えない気分であった。マスクのせいでどんな表情なのか見えなかったが、大体想像はついた。
2012年4月1日日曜日
どんぐり父ちゃんの誕生日
オランダの海に遊びに行った。
とにかく「40歳の誕生日は海辺で目をさましたい」というのが願いだったので、一番近いと思われるオランダの海岸に一泊二日で旅行することにした。車で2時間半くらいの距離である。手に入れたばかりのナビのお試しドライブでもあった(早速渋滞に巻き込まれた。回避する機能ついているはずなのにな、、、)。
家内が花や果樹園が大好きなので、ホテルを予約したNoordwjikからも近いキューケンホフ(チューリップで有名な庭園)を目指した。結構寒かったがチューリップは咲いていた。どんぐりたちは花にはあまり興味を示さず、ミッフィーの遊び場と迷路に夢中になっていた(どんぐり達の迷路きちがいの発端は「迷路でじょじょー」の項目ご参照)。
閉園時間が迫ってきてそろそろ出ようかと出口に向かった頃、またもや事件が起きた(詳細省略するが、かゆが大をしてしまったのである)。
夕方(といっても7時まわっていたが)ホテルについた。とにかく夕日を映せ!とビデオとカメラを持ってベランダへ。雲が多かったが夕日が少し顔をのぞかせてくれた。これが30代最後の沈み行く太陽か、、、、
晩御飯はホテルのすぐ近くの中華料理屋で食べた。
どんぐり達はホテルは初めてだったので、ものすごく興奮して遅くまではしゃいでいた(ややはお姉ちゃんらしくたしなめるどころか、これに輪をかけて一緒になってはしゃいでいた)。
翌朝起きたら誕生日プレゼントの山が待っていた。ややが手作りのマルチパンケーキとトカゲの飾り(ゲテモノっぽい響きだが実物は以外と綺麗!)をくれた。他にはたくさんの服をもらった。実は出発前にもダースベーダーの目覚まし時計やスターウォーズのDVDをもらっていた(我輩の誕生日にと称して買い込んだだけなのかも?)。ダースベーダーの目覚ましはえゆが大層気に入って「これダメ、パパの。これえゆの!」と言い張り、しまいにはベソかく始末で大変だった。
オランダ旅行にテーマを戻すと、朝食後、天気が少しよくなったので海岸を散策した。だだっぴろい、砂丘のような海岸が南北に広がり、南の彼方にはロッテルダム港と思われる都市が蜃気楼のように浮かびあがって見えた。
その辺りから貨物船が何隻も航海に出ていくのが確認できた。
これで40歳の誕生日の願いが叶った。やはり海はいい。久しぶりだったので余計に大きく果てしなく見える。自分が非常に小さく感じる。ざぶんざぶんと打ち寄せる波の音を聞いていると何やら体全体を洗われている気分になり、これまでの事を全てリセットし、再スタートをきれるような気がした(別に犯罪など悪事に手を染めているわけではありません、念のため)。
昼過ぎに帰路についたが、途中でキンダーダイクに立ち寄って風車群を見に行った。これは子供達にも大ウケ。
そして晩飯は途中のマクドナルドで、、、、これで何度目であろう。もうこりごり。
後日談がある。その翌日の月曜日だったか、ややがゲーゲーはいた。普段マクドナルドではチキンを頼む彼女がバーガーを試しに食べたのが原因か、その際に冷たいドリンクを飲んだのがいけなかったのか。とにかくこれ以降ややはあれほど好きだったマクドナルドに少し距離を置くようになったようである。
とにかく「40歳の誕生日は海辺で目をさましたい」というのが願いだったので、一番近いと思われるオランダの海岸に一泊二日で旅行することにした。車で2時間半くらいの距離である。手に入れたばかりのナビのお試しドライブでもあった(早速渋滞に巻き込まれた。回避する機能ついているはずなのにな、、、)。
家内が花や果樹園が大好きなので、ホテルを予約したNoordwjikからも近いキューケンホフ(チューリップで有名な庭園)を目指した。結構寒かったがチューリップは咲いていた。どんぐりたちは花にはあまり興味を示さず、ミッフィーの遊び場と迷路に夢中になっていた(どんぐり達の迷路きちがいの発端は「迷路でじょじょー」の項目ご参照)。
閉園時間が迫ってきてそろそろ出ようかと出口に向かった頃、またもや事件が起きた(詳細省略するが、かゆが大をしてしまったのである)。
夕方(といっても7時まわっていたが)ホテルについた。とにかく夕日を映せ!とビデオとカメラを持ってベランダへ。雲が多かったが夕日が少し顔をのぞかせてくれた。これが30代最後の沈み行く太陽か、、、、
晩御飯はホテルのすぐ近くの中華料理屋で食べた。
どんぐり達はホテルは初めてだったので、ものすごく興奮して遅くまではしゃいでいた(ややはお姉ちゃんらしくたしなめるどころか、これに輪をかけて一緒になってはしゃいでいた)。
翌朝起きたら誕生日プレゼントの山が待っていた。ややが手作りのマルチパンケーキとトカゲの飾り(ゲテモノっぽい響きだが実物は以外と綺麗!)をくれた。他にはたくさんの服をもらった。実は出発前にもダースベーダーの目覚まし時計やスターウォーズのDVDをもらっていた(我輩の誕生日にと称して買い込んだだけなのかも?)。ダースベーダーの目覚ましはえゆが大層気に入って「これダメ、パパの。これえゆの!」と言い張り、しまいにはベソかく始末で大変だった。
オランダ旅行にテーマを戻すと、朝食後、天気が少しよくなったので海岸を散策した。だだっぴろい、砂丘のような海岸が南北に広がり、南の彼方にはロッテルダム港と思われる都市が蜃気楼のように浮かびあがって見えた。
その辺りから貨物船が何隻も航海に出ていくのが確認できた。
これで40歳の誕生日の願いが叶った。やはり海はいい。久しぶりだったので余計に大きく果てしなく見える。自分が非常に小さく感じる。ざぶんざぶんと打ち寄せる波の音を聞いていると何やら体全体を洗われている気分になり、これまでの事を全てリセットし、再スタートをきれるような気がした(別に犯罪など悪事に手を染めているわけではありません、念のため)。
昼過ぎに帰路についたが、途中でキンダーダイクに立ち寄って風車群を見に行った。これは子供達にも大ウケ。
そして晩飯は途中のマクドナルドで、、、、これで何度目であろう。もうこりごり。
後日談がある。その翌日の月曜日だったか、ややがゲーゲーはいた。普段マクドナルドではチキンを頼む彼女がバーガーを試しに食べたのが原因か、その際に冷たいドリンクを飲んだのがいけなかったのか。とにかくこれ以降ややはあれほど好きだったマクドナルドに少し距離を置くようになったようである。
2012年1月21日土曜日
どんぐりのお姉ちゃん
いつもどんぐりの事ばかりなので今日はお姉ちゃん(やや)について
一言で言うと「思春期に突入」。とにかく親は手を焼くようになった。どんぐりたちにも手を焼いているが、次元が違う。いっぱしの言い訳が出来るのである。
今日も母親と大喧嘩して、そのまま部屋に引っ込んで寝てしまった。
いわゆる「第XX次反抗期」なのであるが、確執の原因はいたって単純。「部屋がきたない」「片付けなさい」「いやだ」なのである。
部屋のきたなさは、半端でない。足の踏み場もないほど。本人は平気である。親がやきもきして「片付けなさい」と言うと火蓋が切られる。
今日は補習校で百人一首大会があり、六枚ゲットして本人はいたって上機嫌で夕方頃帰宅。楽しみにしていた歌番組(昨日の再放送)を見ながらご飯を食べていたところ、「まだ片付いてないでしょ。ご飯終わったら寝る前にすぐに片付けなさい」と指令が飛んだ。本人は一転不機嫌に。
昨日の疲れから(母親は双子の面倒で、父親は日帰り出張の後で)両親ともうたた寝しているうちに8時がまわっていた。その間、子供達3人でだいぶ騒いでいたようである。悪いことにやや(姉貴)は二人の弟に部屋を片付けさせようと企み、その間に好きなことをしていたようだ。そしてそれがバレた。いよいよ雷が落ちた。
叱られる姉を見ていたどんぐりたちもいそいそと自分たちのおもちゃを片付け始めた。本能的に「ヤバい」と感づいたようだ。こういう所は年下の兄弟はよく周りを見てうまく立ち回るようになるのであろう。年上はその点損をしている。
それにしても今日の展開はこれまでになく、どんぐり姉ちゃんご本人はかなり自己主張を通そうとしていた。「こんな家いてられるか、出て行ってやる!」と玄関から出ようとするのを留め、窓から外に出るのを食い止めた。11歳の誕生日を控え、家出少女寸前であった。
さて、どうしたものか。
一言で言うと「思春期に突入」。とにかく親は手を焼くようになった。どんぐりたちにも手を焼いているが、次元が違う。いっぱしの言い訳が出来るのである。
今日も母親と大喧嘩して、そのまま部屋に引っ込んで寝てしまった。
いわゆる「第XX次反抗期」なのであるが、確執の原因はいたって単純。「部屋がきたない」「片付けなさい」「いやだ」なのである。
部屋のきたなさは、半端でない。足の踏み場もないほど。本人は平気である。親がやきもきして「片付けなさい」と言うと火蓋が切られる。
今日は補習校で百人一首大会があり、六枚ゲットして本人はいたって上機嫌で夕方頃帰宅。楽しみにしていた歌番組(昨日の再放送)を見ながらご飯を食べていたところ、「まだ片付いてないでしょ。ご飯終わったら寝る前にすぐに片付けなさい」と指令が飛んだ。本人は一転不機嫌に。
昨日の疲れから(母親は双子の面倒で、父親は日帰り出張の後で)両親ともうたた寝しているうちに8時がまわっていた。その間、子供達3人でだいぶ騒いでいたようである。悪いことにやや(姉貴)は二人の弟に部屋を片付けさせようと企み、その間に好きなことをしていたようだ。そしてそれがバレた。いよいよ雷が落ちた。
叱られる姉を見ていたどんぐりたちもいそいそと自分たちのおもちゃを片付け始めた。本能的に「ヤバい」と感づいたようだ。こういう所は年下の兄弟はよく周りを見てうまく立ち回るようになるのであろう。年上はその点損をしている。
それにしても今日の展開はこれまでになく、どんぐり姉ちゃんご本人はかなり自己主張を通そうとしていた。「こんな家いてられるか、出て行ってやる!」と玄関から出ようとするのを留め、窓から外に出るのを食い止めた。11歳の誕生日を控え、家出少女寸前であった。
さて、どうしたものか。
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