2010年4月9日金曜日

イースター休暇

イースター休暇について報告。既に月曜日でイースターは終わっているのだけど、とてもブログなど書いている暇ないほど忙しかったのである。来週の月曜日まで休暇をとっているので、ようやく時間が出来たのであるが、ともあれ、以下状況。

まず、4月1日の木曜日は、自分の誕生日だったのだが、前日からスイスのチューリヒに出張し、1日の午後は半日休暇を取得。朝ホテルでチェックアウトする時にホテルの人が「Happy Birthday」と祝福してくれ、コーヒーを一杯(ついでに上司の分も一杯注文し)ご馳走になって、その日は気持ち良くスタート。翌日(金)からイースター、続いて休暇なので気分もウキウキ。ところが、、、

フライトが遅れたので結局家に着いたのは午後4時頃であったが、玄関を入るなり娘が吐き気を催してトイレに直行するのに出くわす。聞くと、前日から双子の一人(兄)が吐いて下痢だと。間もなく子供たちの間でみるみる感染し、出張中に我が家は病棟と化していた。そしてその日から双子の弟にも症状が。この日からイースターが明けるまで、家の中はまるで動物園の檻の中のごとく、すさまじい状況であった。一時期は10分に一度はオムツを換え、その度に服も汚れるので着替えさせ、洗濯機は休みなくまわっていた。下の二人のうち、特に弟の方は何回も吐き、食べては吐き、吐いては食べ、飲んでは吐き、、、を繰り返すのでぐったりと元気なく心配であったが、水分は欠かさず補給し(それも吐いてしまうのであるが)、万が一症状が悪化するようであれば医者に連れて行くつもりでいた。また、下痢もひどく殆ど水のようなので、オムツに留まらずズボンやタイツもシミだらけ、夜寝ている間は寝袋も汚れるので真夜中に起きて着替えさせ、こっちもへとへと。抱っこしている間に突然吐くので、自分たちも着替えがどんどんなくなっていく。家の中は悪臭が充満しているのであるが、もう気にならなくなっている。たまに外から帰ってくると「おや、何かにおうな」とようやく気づく。

イースター最終日の月曜日には、それでも大分おさまったものの、双子の方は下痢は相変わらず続いていた。そしてクライマックスはイースター明けの水曜日。いつものように下の二人を昼寝させ、近所の日本料理屋で買ってきたランチをベランダで食べていると(この日は天気も良く気温も高かった)、ベビーフォンから何やらざわざわとという音が。いつものように、寝袋から飛び出してうろつきまわっているのだろうとたかをくくり、しばらくほっておいたのが大失敗。偵察に行った家内が悲鳴を上げるので駆けつけてみると、、、双子の一人がベッドを飛び出してうろついているのであるが、バスルームの前の椅子の上に座っており、抱き上げてみると、、、XXXがのっかっているではないか!背中まで服は真っ茶っ茶。床もところどころ汚れており、まずは(泣き喚く本人はバスタブにとりあえず押し込んだ上で)慎重に床・壁や家具をチェック。踏まないようにそろそろと動きながら汚れを拭き取るのであるが、泣き喚く弟の声に起こされて兄貴の方も目を覚ましてしまった。

それでも、「少なくとも下痢の症状は和らいだ、よかったよかった」とお互いなだめ合い、現実は早いとこ忘れようと(本人も忘れて欲しいでしょうね)努めることにした。

しかし、親二人ともうつされずに済んだことは、不幸中の幸いである。

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