2011年12月5日月曜日

泣き虫幼稚園

幼稚園に行くと必ず泣く。とにかく泣く。

8月末から通い始めて既に3ヶ月経っているにもかかわらず、である。

当初はひどく、家を出るところからオイオイ泣き出し、朝から近所迷惑。いつも同じ時間帯(9時少し前)に出るのですれ違いの通勤や通学する方々にも「またあいつらか」と顔を覚えられてしまっているようである。

1ヶ月くらいすると道中泣かなくなったが、幼稚園に入って着替えさせて「象さん組」の部屋のドアをくぐったとたんに父ちゃんの足にしがみついて泣き出す。

幼稚園の先生たちが、特には二人がかりでどんぐりたちを羽交締めにして抑えにかかり、ようやく父ちゃんは開放されて幼稚園を後にすることができるのである。毎日毎朝こんな調子。先生もそろそろうんざりしてきた。

ところが、最近徐々に変化が現れてきた。

毎週金曜日には自分のおもちゃを幼稚園に持って行ってもいい日。つい2週間前のことであろうか(11月半ば)、どんぐりたちのお気に入りのおもちゃをリュックにいれて登園。とりあえず通園途上では泣くこともなく無事到着。

着替えるところで少しベソをかき出したので、「ベソかいたらおもちゃを父ちゃんがおうちに持っていっちゃうぞ。泣き止むなら渡してあげる」と半ば脅しをかけてみた。どんぐりたちも意味がわかったらしく、どうやら一生懸命こらえている様子。

ベンチに腰掛けさせておもちゃを手に持たせ、その場を去った。廊下を行く途中で振り返って見たら、ちゃんとベンチに腰掛けているではないか!こっちに向けたその顔は今にも泣き出しそうであったが。そのうち、同じ組の面倒見のいい年上の女の子達がどんぐり達のそばにひざまずき(!)、ひざや手をなでて宥めている様子が肩越しに見られた。「かわい子ちゃんたちに囲まれてええのー」 と父ちゃんはちょっと嫉妬したが、この二人の女の子には本当に感謝。

というわけで、少しほっとした。

翌週の月曜日はまたいつもと同じであったが、、、

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