どんぐり語、いわゆるDonglishの入門講座を昨年紹介したが、今回は中級編である。
フッフー(Fuffu)
:「熱い」という意味。ようは、熱い食べ物を「ふうふう」してから食べさせていたら使い出したもの。「フッフー、ナイナイ」は「熱くない」「冷めていて(もう食べられる、だからはよよこせ)」と訳される。
ベー(Baeh)
:きたないこと。(食べ物などが)まずいこと。
カウワ(Kaua)
:コーヒーのこと。ポーランド語のカヴァ(Kawa)と似ているが、まだ「ヴァ」と発音できず、どちらかというと「カウワ」に近い発音となる。勿論、本人たちはまだ飲んでいない。
ミユ(Miyu)
:ミルク(牛乳のこと)。「ミルク」が語源と推測される。最近好きになり(以前はリンゴジュースばかりであったが)、しきりに欲しがるようになった。なお、少し温めてから飲むので電子レンジで10秒ばかりチンするのであるが、電子レンジのドアの開け閉めと「スタート」ボタンは自分でやるといってきかず、うっかり父ちゃんがやってしまうとえらく怒り出すのには本当にまいる。
ブーブー(Buu Buu)
:車のこと。日本の幼稚語とほぼ同じ。ちなみにバスも「ブーブー」になる。
ゴッゴー(Go Goo)
:クレーン・ブルドーザー・パワーショベルなど工事現場でよく見かける特殊車両。大ファン。道を歩いていて見かけるとしきりに「ゴッゴー、アッター」を連発する。立ち止まらずに急いで通り過ぎようとすると猛反発して泣き叫ぶので要注意。クレーンのてっぺんが見えたら回避すべく別のルートを通るか、時間的に余裕があれば観念して5分程立ち止まるかのどちらか。
ジュジュー(DschuDschuh)
:電車のこと。ゴッゴー以上に熱を入れている。恐らく二人とも将来は鉄道ファンになる前兆と思われる。乗るのも大好き、見るのは本物だろうが模型だろうが飽きなく眺めていられる。アニメでは勿論「機関車トーマス」が大のお気に入りで「トメー(Tome)」というとトーマスのこと(ポーランド版を見せているうちに「Tomek」を覚えてこう呼ぶようになった)。
メーメー(MeeMee)
:羊のこと。鳴き声そのままなのでわかりやすい。なお、山羊も同じ。
ワウワウ(UauUau)
:犬のこと。わかりやすい。
ニャオ(Niao)あるいはミャオ(Miao)
:猫のこと。
ChrrrrChrrrr
:ブタ。日本語では表記不可能なのでこのように表記しているが、ようはブタの鳴き声を真似るときに鼻を鳴らす、あれに近いもの。あまりに気合を入れると鼻水が飛び出すこともあり、動物園などでブタ小屋に入った時はブタよりも彼らに近寄らない方が良い。
ウェアウワ(WaeuWa)
:ライオン。これも発音表記が難しい。ようはライオンが「ガオー」とか「ウオー」とか吼えるのを真似ていると思えばよい。
んぱんぱ(NpaNpa)
:魚のこと。発音表記は不可能に近くこのように表記したが、ようは金魚のように「口ぱく」をする唇を開け閉めするときに「パクパク」と音がする、あれを真似すればよい。
なお、どんぐり語ではないが、「シャケ」はきちんと言えるようになった。また、どんぐりの弟の方は最近「かば」と「へび」をきちんと言えて(絵本で)認識するようになった。少し日本語の語彙が増えてきたというわけだ。
まだまだ語彙は少ないが、確実に言語能力に進展が見られる。
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