言わずもがな。南アで開催中のFIFAワールドカップのEグループ3試合目。次の決勝トーナメントへの進出メンバーを確定させる超大事な試合であった…結果はご存知の通り青いサムライたちの勝利!まずはベスト16入りおめでとうございます!!!
しかし手ごわい「デーニッシュ・ダイナマイト軍団」を相手に良くもここまで戦ってくれた。引き分けでも予選突破は確実だったので1:1くらいで何とか持ちこたえてくれと思いきや(弱気やな~)、先制2ゴールを決め、1点差に追いつかれた時はひやっとしたが後半駄目押しの3点目を押し込み、期待をはるかに上回る成果だった。初戦のカメルーンとの「辛勝」に比べても名実共に出来のいいゲームで満足。
先制点となった本田・遠藤のフリーキック。あれはもうワールドクラス。デンマークのキーパーの立ち位置が中途半端だったのとディフェンダーの壁が(高いだけで)それ程強固でなかったのが幸いしたものの、あのプレッシャーの中で冷静に決めてみせた二人の選手が放ったフリーキックのレベルの高さはサッカー批評に厳しい欧州・南米のプレスも高く評価していた。
とどめの3点目は岡崎が決めたものの、明らかに本田のすばらしいテクを駆使した大胆なプレイとゴール前での冷静沈着なパス出しのおかげ。海外で経験を積むと「ここぞ」という本番に強くなることを証明している。一昔前の日本代表のFWであればあのシーンでパスを出さず、「俺が俺が~!」という焦る思いの余りキーパーの真ん前にコロコロとシュートしてしまって点につながらなかったであろう。24歳にしては肝が座って落ち着いている。まだまだ将来が楽しみだ。恐らく欧州の名のあるチームから声がかかり、今いるモスクワから引っ張り出されるに違いない。
ブンデスリーガのWolfsburgでプレイする日本代表キャプテンの長谷部が試合後にドイツのTV局に受けたインタビューが可愛かった。片言のドイツ語で一生懸命質問に(恐らく気の利いた)答えようとしていたが、「あーうー」と沈黙が続きインタビュアーにフォローされてうなづく(インタビュアーの自問自答になってました)。インタビュアーの言葉を理解するのが精一杯、という感じであった。そんなに早口のドイツ語で話したんなよな~、相手は日本人だぜい。
何はともあれ29日までは日本はまだ「ワールドカップフィーバー」に酔いしれるというわけだ。
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