2010年9月26日日曜日

学校祭

9月25日は学校際だった。補習校に行っている娘のクラスも舞台発表や展示作品などで貢献した。

もちろん見に行った。左の写真に写っている「馬」という書写が娘の作品である。


シンプルな割りにはやたら目立つ。ちなみに去年の展示作品は馬の絵だったので、ちっとは進歩した。

普通はここで舞台発表の詳しい情景や、展示作品についての解説が続くのであるが、そんな月並みな事などふっとばすような大事件が起こったのだ!!



最初の事件は舞台発表のために列に並んでいる時に発生した。

列の一番前に陣取っていたら後発部隊がようやく到着(家内と双子)。バギーを止めてしばし周りの人たちとおしゃべりに講じている間、双子のうちの一人(兄の方)がバギーの上でのそのそと立ち上がり、続いてもう一人(弟の方)が後ろ向きに立ってよっかかったとたん、重みでバギーがバッタン!やや傾斜に止めていたがために、幼児とはいえ二人だし結構重いので、バランスが崩れて重心が後ろに移動したのである。

ものすごい音を立てて二人の幼児を乗せたバギーがひっくり返り、しかも双子用で大きく非常に目立つので、後ろに並んでいる人々の列からもはっと息をのみ込んだり「うお!」とか「ああ!」とかいう叫び声が上がった。

ぶっ倒れた瞬間は二人とも顔面をグラウンドのコンクリで打ったかのように悲惨な情景であったが、幸い全く怪我はなかった。

いよいよ舞台発表がはじまり、構内に入った。今年も家の子は(長女)後ろの方に立っていたのでよく見えなかった(ついていないね)。

それはともかく、終わった後にまた事件が発生。舞台発表が終わり、皆がぞろぞろ出て行く時に双子の一人(兄の方)が迷子になったのだ!

親にとっても本人にとってもこれが初めての迷子。だからとても緊張した(当たり前や)。特に上の子はうろちょろする性癖があるので、いつかこうなるだろうとは予想はしていたのだが。本当に一瞬の出来事だった。

探し回ったあげく、何人か目撃者がいたようなので(所詮学校なので顔見知りも多い)、指を指す方向に行ってみると、まだ会場の出口の脇に立ち、出てくる観客の中に自分の父母がいないか不安気な顔で探している姿が見えた。

まだわんわん泣くまでの事態にはならず、口をへの字に曲げて今にも「うぎゃー」と泣くのを(大勢の大人の手前もあってか)耐えているようであった。

見つかって、よかったね。

ただし、これに懲りずにその後も親の目を盗んではすたこら立ち去り、うろちょろする癖はまだ直らないようである。