夏休み。ただしお父ちゃんには休みがない。とにかく、どんぐり達の相手をしなければならない。
日中は仕事をしているが、そっちの方がよっぽど楽である。
先週までは家内の母親が来ていた。家事手伝いをしてくれるので楽だった。その後、長女を連れて(1ヶ月近く)実家に帰っていったので目下家族4人体制。とはいえ、楽ではない。2対2のフォーメーション。そう、その敵の威力たるや、半端ではないのだ。以下2,3の例をご紹介しよう。
とにかく彼らは「水」や「土」が大好き。えっと、これは曜日ではありません(彼らには曜日の感覚があるわけない)。水遊び、土遊び、の意です。テラスには植木がたくさんある他、水道の蛇口もあるので、わくわくするような遊びをいっぱい考え付くのです。
左上の写真はよく見かける光景。人が黙って見ていると、ホースを外して綱引きを始める始末。「こらっ」と怒ると爆笑しながらクモの子散らすように逃げていく。
しばらくすると、植木の土を掘り返す。何度禁じても、隙をみて同じいたずらを繰り返す。
次に、少し長くなるがこれは私が出張で家を空けていた時、今週の火曜日の朝に起きた事件。帰ってから妻に報告を受けて愕然とした。朝、妻が目を覚ますと、一人足りない。おかしいなと思っていたら部屋の外で物音がして、不在であった一人が駆け込んできた。ところが、体がものすごく冷たいのである。「おかしいわね、夜中に布団を飛び出していただけでこんなに冷たくなるのかなあ」と怪訝に思いつつ、リビングに入ってみるとテラスへの扉が開けっ放し!泥棒の仕業かと一瞬思ったが、僕ちゃんの冷えきった体を思い出し、すぐに状況が飲み込めた。早起きした僕ちゃんは暖房の上によじ登ってテラスの扉を自分で開き(「すごいでしょ、僕って!と本人は心の中で叫んでいたに違いない」)、早朝のテラスを散策していたのだった。ただ、さすがに気温が低くて寒かったらしく、すぐに暖かい部屋に駆け込んできた、というわけです。今月はじめのような暑い日の朝だったら何を始めていたか気が知れる…
…ちなみにその二日後、両親が台所で議論をしている最中、今度は二人ともテラスに靴下のまま飛び出して駆け回っていた。雨が降った後だったので、靴下はびしゃびしゃ。でも本人達は気にならない様子。
よって、今日になり早速安全装置(ゴム製の「子供のいたずら防止」専用ベルト)を買ってテラスの扉の上の方の届かない位置に装着した。
また、彼らの好きな遊びに「後頭部から勢いよく後ろにぶっ倒れようぜ!ゲーム」というのがある。これは見た人にしかそのスリル感はわからないと思う。どうりで背中があざだらけなわけだ。頭は大丈夫なのかな…念のため補足すると、一応ベッドの上だけでするゲーム。ただし、二人同時にいろんな方向に倒れるので、いつか「ごっちん」してもおかしくない。
ペットボトルでちゃんばらを始めることもある。ペットボトルはスーパーで回収するとお金を返してもらうのに、ぺちゃんこにされると回収機が読み取れないので、ちゃんと気をつける必要がある。
などなど。まだまだ続く…